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四国の三嶺に登ってきた-稜線上の景色が美しい!

 2015年10月11日  

三嶺への縦走路

三嶺への縦走路

真夏の2015年8月11日、二重かずら橋キャンプ場から、四国徳島の三嶺に登ってきました。尾根沿いの縦走路は展望良いです!

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二重かずら橋キャンプ場から丸石小屋稜線まで

登山口への取り付きがわかりにくかったです。キャンプ場受付のおばさんに聞くとキャンプ場の奥へ続く道ではなく、キャンプ場手前のかずら橋の近くの道から登るとの事。このおばさんがいなかったら朝っぱらに30分余計に歩いてますね。

であまり登る人が少ないのか、道跡は結構薄い箇所もありました。迷うほどではありませんが。下の写真みたいな道です。

丸石小屋までの登山道

ある程度高度を上げると、登山道が結構明瞭になってきます。

登山道が明瞭な森の中の写真

丸石小屋まではひたすら登りですが、急斜面ではないです。調子に乗って飛ばします。

丸石小屋から三嶺まで

三嶺までの稜線

基本的に景色は良いです!

たまに樹林帯の中に入ったり、稜線上に出たりの繰り返しです。稜線の夏の朝方は、Tシャツで過ごしやすいです。

丸石小屋から少し三嶺側に歩いたところで、伊勢の岩屋という水場があります。

伊勢の岩屋への看板

剣山側から三嶺に向かうと上の写真のようなわかりやすい案内板がありました。

伊勢の岩屋

私が行った前後はそんなに雨が降ってなかったのですが、しっかりと水は出てました。

伊勢の岩屋の水場

ザバザバ出ているというものではないです。500mlのペットボトルには20秒ほどで一杯になりました。

私はこの水場を無茶苦茶期待していたので、キャンプ場からも水を1リットルくらいしか持ってきてません。地図を見ると三嶺を経由して二重かずら橋キャンプ場までは水場が他に2箇所あったのですが、なんとなく他の水場は怪しい感じがして、ここで水をがぶ飲みし、水を1.25リットルほどに補給です。

登山やキャンプの時の水筒は、ペットボトルとプラティパスを併用しています。プラティパスは使用後に中を乾かすのに3日ほどかかりますが、頑丈でコンパクトなのでおすすめです。

重いのは嫌なので、軽くしてます。食料やランプ、水などで4kgから5kg。

稜線の登山道からこの水場からは200mで8分ほどで来れたと思います。この水場から来た道を引き返さずに三嶺側に歩いたのですが間違いでした。

伊勢の水場から稜線までの獣道

始めは獣道のようなうっすらとしたトレースがあったのですが、明らかに迷った感覚は無いのに道は消えさります。藪漕ぎ状態。

100mほど上に稜線は見えているので、そこまで登れば登山道に合流するのはわかっているのですが藪漕ぎってきついですね。ここで一気に体力を消耗したアラフォーのおっさんです。

稜線までの藪漕ぎ

道無き場所を登ったのですが、高度感があって結構怖かったです。伊勢の岩屋の水場から、登山道までの道を純粋に往復したほうが絶対に早いです。

トレイルランニング用の靴を履いていたのですが、防水性が皆無なので藪漕ぎ時の笹についた朝露で靴から音がするくらい水が入ってきました。

稜線の景色は美しい!

丸石小屋から三嶺までの稜線は、平地あり、100~200mほどのアップダウンありですが、晴れていれば展望は素晴らしいです。別世界を存分に味わえます。

三嶺への稜線の登山道

2000mの稜線

草原の登山道

セルフポートレイト 自撮りについて

稜線上で佇む登山者

上の写真はセルフタイマーで、ゴリラポッドという三脚をを木に固定して撮りました。

この三脚は非常に軽く、46gと優れもの。

木などの自然物を利用しつついかに良い写真を撮るかを考えるのも楽しいです。

ゴリラポッド三脚を木にくくりつけて固定している写真

ゴリラポッド三脚を木に固定している写真

私は三脚をすぐに使えるように、ザックのウエストベルトに取り付けて使用しています。

三脚をウエストベルトに固定している写真

カメラは「モンベル コンパクトカメラケース L」を使ってます。カメラをザックのショルダーベルトに入れておくと、写真を撮りたい時にパッと取り出せます。

白髪避難小屋

白髪小屋の写真

小屋の中は暗かったのですが、白髪避難小屋のすぐ近くにテントが張れそうな場所が。5.6人用のテントであれば2張りくらいは張れそうでした。ここでテントを張ると夕日・朝日とも絶景が見れそうな感じ。水場も白髪避難小屋から8分ほど下ったあたりにあるようです。

白髪非難小屋近くのテントサイトの写真

三嶺ピーク付近

晴れていれば、非常に展望は良いです。山頂も狭くはありません。

三嶺ピークからの山の眺め

三嶺ヒュッテ

三嶺ヒュッテの全体写真

採光がとても良く、綺麗な小屋です。無料とは思えない。他の避難小屋に比べると採光が良いので快適そうに見えます。2階もあったのでピーク時にはそれなりの人が来るのかもしれません。私はちょうど12時頃についたので誰もいませんでした。

三嶺ヒュッテの部屋の中の様子

水場については地図ではあるような感じで記載されていましたが、茶色の水の池ならありました。

三嶺ヒュッテ近くの池

三嶺ヒュッテで泊まる場合は、水を持参したほうが良さそうです。

三嶺から名頃までの登山道

基本的の樹林帯で、夏は日陰で歩きやすいです。急坂もありません。三嶺には名頃から登るのが早くて楽だと感じました。

名頃までの樹林帯

途中の水場については、沢の音はしましたが水場の看板などは出ていなかったので音を頼りに探すことになります。私は探しませんでした。

まとめ

実は一番驚いたのは、外国人の方をよく見かけたことです。キャンプ場では半数が外人の方。私がよく山に登っていた20年前はほとんど外人を山の中で見なかったので意外な感じがしました。

近くにある剣山は、観光客が非常に多そうな感じを受けたので三嶺にしました。三嶺はピーク時でも静かな登山が楽しめるおすすめの山です。

歩行タイム

二重かずら橋キャンプ場 5:40出発
丸石小屋 7:00着 7:10発
白髪山分岐 10:00着 10:20発
三嶺ピーク 11:30着 12:10発
名頃 14:20着 二重かずら橋キャンプ場15:00着

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