いのっすブログ

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四国の二重かずら橋キャンプ場はハイシーズンでも混雑しない渓谷のキャンプ場

 2015年8月16日  

  • 夏でも涼しい、くつろげそうなキャンプ場
  • そこから登山も楽しめる

という観点で四国徳島の二重かずら橋キャンプ場に目をつけ、2015年8月10日(月)~12日(水)まで滞在してきました。このキャンプ場を利用してみての感想をお届けします。

※二重かずら橋キャンプ場には、登山者用小屋やバンガローはありません。テントが必携です。

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アクセス

電車とバスを利用してます。

JRの阿波池田駅から二重かずら橋までは、バスを使うとトータル2時間半ほどかかります。

JR阿波池田駅から300mほど離れた池田BTから久保行きのバスに乗り、そこで剣山見ノ越行きのバスに乗り継ぎます。

バス代は、阿波池田駅から久保までが1790円、久保から二重かずら橋までが430円でした。(片道)(12月~3月末の間冬期運休)

詳しい時刻は四国交通のサイト祖谷線(阿波池田BT~久保)をご確認下さい。

ちなみに久保バス停のトイレの近くの橋の上から見おろせる祖谷川は絶景です。川幅が狭く、川岸は20mほどの切り立った自然の一枚岩で圧巻でした。写真にとっておけばよかった。

キャンプ場に行くまでに二重かずら橋がある

二重かずら橋の写真

二重かずら橋のバス停から、キャンプ場の入り口はすぐです。キャンプ場に行くためには二重かずら橋を渡る必要があります。

二重かずら橋は一見すると自然のツタと木だけで作られているように見えますが、芯にはしっかりと太いワイヤーが使われていました。一応観光地なのですが、ハイシーズンでもそこまで混み合っていませんでした。

キャンプ場の手前に二重かずら橋があるため、キャンプ代金の310円とは別に入場料の550円がかかりました。私はここに2泊したのですが、受付のおばさんに聞くと、この料金は1回払えば次の日もそれが適用されますよとの事。チケットを見ると「当日限り有効」と書いてありましたが、おばちゃんの言うことに従います。そのほうが安いし。なので2泊で合計860円でした。

車がキャンプ場に横付け出来ない

車道からキャンプ場までは200mほどの整備された階段道を歩く必要があります。

キャンプ場までの木道 width=

私は1人で行ったので、これはここのキャンプ場を選んだ大きなポイントでした。静かなキャンプが楽しめそう。実際に団体さんは来ていましたが、夜中までワイワイ騒ぐ人はおらず落ち着けました。

ハイシーズンでも混雑していない

二重かずら橋キャンプ場全体図

私が行った時期はお盆少し前だったのですが、キャンプ場は比較的空いていました。17時くらいまでは3張りだけで、18時以降に団体さん(テント2.3張り程度)が来られていました。

キャンプ場の東屋

キャンプ場の東屋

地面は玉砂利

玉砂利の写真

正確に言うと非常に細かい石なのですが、キャンプの地面にはこれが一番だと感じています。土だとテントが汚れたり雨の時に水はけがよくなかったりします。草だと夜露でテントが濡れることが多いです。このキャンプ場の地面は玉砂利なので快適でした。

アブと蚊について

蚊については、刺されませんでした。全くいないわけではなかったのですが、気温が低いためかほとんど見かけませんでした。余裕で外で本が読めました。

ただ、アブについては2cmほどのアブがいます。かなりしつこいという訳ではなく、たまに寄ってきます。刺されるとチクッという感じがするので、すぐに叩き潰すことが可能です。それだと腫れません。チクっとした後からさらに血を吸わせると、かなり腫れると思います。

蚊取り線香がアブ避けになるかどうか試してみたのですが、見事に効き目がありました。肌に塗るタイプの虫除けがあると完璧だと思います。

キャンプ場のすぐ近くに沢がある

沢の写真

水は非常にきれいです。手で触っただけでは冷たいと思わなかったのですが、登山後にクールダウンのために膝下まで沢に入ると、あまりの冷たさに1分以上耐えられないレベルでした。

きれいな渓谷沿いの沢

サワガニもいましたが、食うのはやめておきました。

トイレ

トイレの小屋

専用の屋根付きトイレがあります。発酵させるタイプです。掃除を1日1回してくれているので清潔な感じのトイレでした。

シャワーは残念ながらありません。

気温と湿度について

沢沿いなので、湿気は感じました。

気温については、キャンプ場の標高が1018mあるため、当然町よりは涼しいです。

標高の看板

昼間は山に出ていて、キャンプ場にいなかったのですが、直射日光が当たると暑さを感じると思います。(山の上でもそうだったので)木陰にいると涼しさを感じられます。キャンプ場は木陰で覆われている箇所が多いです。

もっとも冷え込む夜明け前の気温は18度でした。

私は町の暑さに慣れていて、かつそんなに冷え込まないだろうと思っていたので、寝袋はウォームアップシーツという薄いシーツだけだったんですね。寒さで何度か目を覚ましてしまいました。長袖を着込んだり、雨具をシーツの上からかけたりしてなんとか寝ました。

売店

キャンプ場の入り口に食堂と売店があったのですが、なぜか到着した日の14時には閉まっていました。帰るの日の朝には開いていて、ビスケットっぽいものを売っていましたが、あまりあてにしないほうがいいと思います。

入り口以外にキャンプ場から歩ける距離には売店はありません。食料は持ち込む必要があります。

その他・個人的な感想

個人的にはキャンプ場から遠景が見えないのが残念に感じました。テントの中から遠くの山が見えるとさらによかったです。

ただこれは私個人の感想なので、沢沿いのひっそりとしたキャンプ場がいいという方にはとても適切なキャンプ場だと思います。

外国のガイドブックで紹介されているのか、キャンプ場には外国の旅行者の方の比率も高かったです。

焚き火も公認されているようで、キャンプ場に数箇所焚き火後がありました。枯れ木はキャンプ場の近くにヒノキの伐採した枝などが多くありました。

キャンプ場の受付付近ではフリーwifiも利用可能。ドコモ回線はキャンプ場でも利用可能でした。

ゴミは持ち帰る必要があります。

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