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野良猫を家猫にしたら夜鳴きが続いたのは約3週間だった話

 2021年12月30日  

猫が寝転んでいる写真

私のアパートに住み着いた野良猫を、以前避妊手術しました。
詳細:野良猫は避妊手術後戻って来ないのか?私の場合は戻ってきた話

その猫を飼うために引っ越したまでは良かったのですが、当初は夜鳴きが凄まじかったです。深夜1時~4時の間でとても眠れない鳴き声が続いていました。

この鳴き声がかなり悲痛な感じだったので、猫に良かれと思って飼ったのですが、逆に悪いことをしている気持ちになり、夜中に何度も猫に謝りました。

同様に野良猫を家猫にした方は、夜鳴きが出ると思います。そしてそれがいつまで続くのか不安になると思います。あまりに続くとこちらの生活が破綻します。

ネットで検索すると1週間程度から数ヶ月続く猫もいるらしいとの事でした。私の場合は約3週間でかなり軽くなったのですが、この記事ではその変化を紹介します。

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元野良猫のデータ

道路にいる猫の写真

生後約8ヶ月の状態で、完全家猫にしました。それまでは生まれてから野良状態ですが、生後5ヶ月くらいから夜は私の部屋で寝て、昼は外で過ごす生活をしていました。

8ヶ月で部屋で飼いだしてからはベランダ以外、外に出してません。

飼い始めの1週間|強い夜鳴き

平均的に夜中に4時間程度の強い夜鳴きでした。

1~4時の間で鳴くことが多かったため、あまり寝れてないです。

私自身自営業だったので何とかなりましたが、会社員だとかなりきつかったと思います。

1~2週間目|2時間程度の夜鳴き

ポールの上に座る猫の写真

なぜか鳴く時間帯が変わり、19~22時の間での夜鳴きが多くなりました。眠りやすくなります。

夜鳴きの度に猫に構うと、鳴けば構ってくれると学習させてしまうため、鳴いた時に構う頻度を少し減らしています。

2~3週間目|断続的で声が少し小さくなる

夜鳴きは20時~22時が多く、この頃から断続的になり、声も小さめになって希望が見えてきました。軽くなってかなり安心した記憶があります。

3~4週間目|声がかなり小さくなる

ハンモックで寝る猫の写真

この頃から夜鳴きの声が小さめでほとんど気にならなくなりました。夜になると外に出たがる様子は有りです。

1ヶ月経過以降、夜鳴きのメモをつけなくなりました。2ヶ月を過ぎたころから、ほぼ完全に夜鳴きが消えた感じです。

少し気持ちが楽になる対策

椅子の上で寝る猫の写真

猫の夜鳴きを聞くのは本当に辛いです。普通の鳴き声ではない「アオーン」という声ですし、悪いことをしている気持ちになってきます。

夜鳴きに困っている方は、

  • どの時間帯に何時間くらい鳴いたか
  • 鳴き声の大きさ、質は変わっているか

を毎日メモされるのをおすすめします。私自身メモを見返しながら記事を書いていますが、夜鳴きの様子が軽くなると希望が見えてきます。

ちなみに6月半ばから飼い始めています。当初は夜中の1時と4時に餌の催促もあり、その都度餌をあげていましたが睡眠を妨げられるため、自動給餌器を買いました。

これを買ってからは餌の催促で起こされることがなくなり、睡眠時間が確保できて非常に助かりました。

この記事を書いているのは飼い始めてから半年以上経過していますが、猫の生活リズムも5ヶ月目くらいから変わり、夜中の1時に餌を食べなくなり(猫も寝ている)次第に夜中の4時にも餌を食べなくなって日中に食べるようになりました。

今では私自身夜中に猫に起こされることがほぼありません。野良猫を家猫にした方の何かの参考になれば幸いです。

夜鳴きがあって外に出たがっていた時、とても支えになった言葉

YouTubeのある動画で紹介されていた言葉がとても支えになりました。その文章を引用します。

よく猫を家の中で飼っている方から、「自分の猫は外を自由に出歩くことができず、本来の猫の幸せを奪っているのではないか」という声を頂くことがあります。

私は成り行き上、これまで約100匹の猫と生活していますが、彼らにとって、私達にとって、また砂漠という環境にとって、何が1番良いのか、未だに迷いながらの日々です。けれど経験から1つ確信を持っていることがあります。

猫にとって何より1番幸せなのは、怯える必要のない居心地良い自分の場所があり、愛してくれる存在がそばにいて、甘えたい時に甘えることができること。
健康的でいられる環境にいること。

理想や想像ではなく、経験からそう思います。

それが満たされていれば、すでに十分幸せで、走ったり外の世界を見たりすることは、その幸せに少し楽しい経験がのっかるくらいのことで、それができない=不幸では、きっとないです。

~中略~

猫はいつでも自由に砂漠に行けるのに、私達が一緒に行かないと、家のあたりで皆まったりしているだけで、自分たちで遊びに行き、走り回るということはまずありません。

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